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紫外線の怖さ

晴れの日だけでなく、雨でも曇りでも降りそそぐ紫外線

紫外線がカラダに悪影響を及ぼすというのは今や常識ですが、陽射しの強い夏だけ気をつければいいと思っていませんか?

紫外線量は陽射しの強くなる3月頃から徐々に増え始め、5月~8月にピークを迎え、そこから徐々に減り始めます。とは言うものの、真冬でも決して油断してはいけません。オゾン層の破壊などにより今や20年前の夏と同じ紫外線量が冬でも降りそそいでいるといわれています。

また、晴れの日は紫外線が強いのは当然ですが、曇りの日でも紫外線量は快晴の日の約半分、雨の日でも約20%も。ですから、1年中紫外線対策を怠ってはいけないのです。

一度浴びた紫外線はメラノサイトに蓄積される!

紫外線が肌に当たると、真皮にあるメラノサイトが反応しメラニン色素が作り出されます。これが日焼けです。

通常、健康な肌ではメラニン色素を含んだ角質を押し出していきます、また、紫外線を浴びなくなると普通はメラニン色素が作られなくなるのですが、紫外線を大量に浴びると当然メラノサイトは過剰に働くうえ、メラニン色素を作り続けてしまうことも。こうしてシミが作り出されてしまいます。さらに、メラノサイトにはこれまでに浴びた紫外線の記憶が蓄積されているといわれており、わずかな紫外線でもメラニンを作り始めてしまうとか。

そのうえ、目から浴びた紫外線によって、脳からメラニン色素を作る指令を出すことも、研究によりわかってきたそうです。紫外線によるトラブルはシミだけではありません。紫外線のUV-AとUV-Bのうち波長の短いUV-Bは、表皮細胞の生まれ変わりサイクルを狂わせるため、きれいな層であるはずの角質層が乱れ保湿力低下してしまいます。

また、コラーゲンを破壊する酵素を発生させます。そのうえ、表皮細胞の遺伝子を傷つけ、将来的には皮膚がんになる可能性も。一方より波長の長いUV-Aは真皮にまで届き、肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンの結びつきを弱めたり、それらをキズつけたりします。これはシワやタルミを招くだけではなく、肌のターンオーバーにも影響を与えますから表皮の乾燥やくすみまで引き起こします。

しかも、紫外線は活性酸素を発生させるため、皮膚の免疫力を低下させるなどのトラブルも。紫外線をあびるのは顔だけではないので、頭皮が傷つけば抜け毛、ひとみが傷つけば白内障の原因になることもあります。

紫外線対策は予防とアフターケアでワンセット

紫外線対策は、まず影響を防ぐために十分な予防をすること。紫外線予防用化粧品は1年中、しっかり活用したいものです。

日焼け止めを塗る時は、陽射しを良く浴びやすい鼻筋や下瞼、額やこめかみ、うなじには重ね塗りするようなつもりで。また日焼け止めはSPF値が20程度のもの、紫外線散乱タイプを選び、こまめに塗り直すようにしましょう。

SPF値が高いものは肌への負担が大きく、紫外線吸収タイプは熱を発するため、肌荒れやニキビなどトラブルの原因になってしまうそうです。加えて日傘やサングラス、手袋などで目や全身への紫外線も防ぎましょう。

また、予防したから大丈夫と考えず、紫外線の強い季節は特に保湿に気を配ること。休息を十分に取り、カラダの内側からもコラーゲンやエラスチンをはじめ肌細胞を作る手助けをしてあげましょう。1日の終わりには、きちんとメイクや日焼け止めを落とすことも忘れないでくださいね。

 
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